2009年3月31日 (火)

春まだ遠し、モンテの北国

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3月最後の日曜日、サマータイムを迎えたモンテネグロ。
暦の上ではとっくに春分を過ぎたというのに、ここ数日間、冬に戻ったかのように寒かったここティバット。3月になっても、雪の予報が出た日もありましたが(降らなかったけど)。

なんか、今年の春の到来は、例年より遅れているような。
といいつつ・・・、今日の予報は最高気温20℃、最低でも11℃。ポカポカ陽気なんですけど~
モンテネグロでも温暖な沿岸部に住んでいるので、モンテって暖かい国ってイメージがあるんですが、実際は青森県とほぼ同じ緯度にあるモンテネグロ。
さらに国土のほとんどが平野部ではなく、険しい山々に覆われているため、実は沿岸部を除くほとんどの地域が、結構厳しい冬を乗り越えてるんですよ。

3月14日に訪れたアンジの故郷、Berane(ベラネ)も3月だというのに、メッチャ寒かったですよ~!
それもそのはず・・・。
Beraneを含むモンテネグロ北部は、もっとも気候の厳しい山岳地帯で、年間の平均気温は7.1℃。最低気温はなんと、-30℃まで下がる高山気候なんですよ!

さて、そんなもうすぐ春というベラネまでの道中はというと・・・。

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2008年7月21日 (月)

ラフティングに挑戦 -②-

ラフティングに挑戦 -②- ~ビック・マイマイとピバ湖の話~

《あらすじ》
モンテの愉快な愉快な仲間たちと、ラフィティングに行く事になったmaity。道中、50度以上もある蒸留酒を飲みながら、愉快な仲間たちはちょっとトイレ休憩。
そこでmaityが見たものは・・・・??

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Rafting3

怖くて本当はやりたくないラフティングに挑戦する事になって、寝ようと思っても寝れず、というか前日、用事で家に帰ってきたの午前1時過ぎだったし。朝、4時起きだったし!
寝不足と、長時間車に乗っていた疲れがmaityのテンションをさらに低くさせてたけど…、
ニクシッチの澄んだ山の空気が、maityに潤いとやる気をちょっと与えてくれました。

おっし、ラフティングがーんばろっ!・・・・・・んん??
足元から、カサ…カサ…と音がする。

Rafting4

な、なんじゃこの、でっかいでっかいマイマイは―――っ!!
そうなんですよ。足元に巨大かたつむりがいました。

Rafting5

maityのくっさいくっさい足と比較(笑)
これで多少、かたつむりの大きさが分かりますかしら?直径6cmくらいありました。
日本の街中ではこ~んなかたつむり、見たことがなかったので、ビックリしました。

ひょぇ~!!
よく足元の草むらを見渡せば、このマイマイ(かたつむり)、そこらの草むらにうじゃうじゃいるし!

重たそうに殻を揺すりながら、ガサガサとその辺歩いてるんですよ。

さすがモンテネグロですなぁ。道端に現れる陸ガメといい(最近、どぶ朗の会社付近でも見かけるようになりました)、本当、珍動物には事欠かない。
モンテで売られているエスカルゴ、実はこれだったらどうしよう・・・(笑)

いやぁ~いいもの発見した。
巨大マイマイのおかげで、俄然やる気出てきましたよ!

さ~て!早速ラフティングの様子を伝えたいところですが、せっかくmaityも訪れた事がなかったニクシッチ地方。その風光明媚な風景をいくつか紹介したいと思います。
もはやラフティングとは関係ない、道中の風景をハイ、どうぞっ。

Rafting1

  

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2008年7月18日 (金)

ラフティングに挑戦 -①-

ラフティングに挑戦 -①- 
 ~テンションの低いmaityとゆかいな仲間たちの(ある意味)慰安旅行~

暑くなったら、寒かったこの日の事を思い出して、涼を楽しもう・・・
そう思ってずっと温めてたネタだったんですが。
これ以上、ほかっておくと(放置しておくと)忘れる危険性が出てきたので(笑)
1ヶ月前のことですが、maity、ラフティングに初挑戦してきました。
(実際、今めっちゃ暑いしね…)

Rafting2

そもそも友人にラフティングに誘われたのは、去年。
「ラフティング・・・・・・・・ガクガク(((( ;゜Д゜)))ブルブル。」

maity、ラフティングをやったことがないのですが、こういうのダメなんスよ…。
絶叫系の乗り物とか乗れなくて、スピードや高さより何より恐ろしいのは、無重力になるあの感覚。
え~、ものすごくやりたくなーい。

「そこで味わう"チョルバ"がめちゃ美味しいんだ!行こうぜ!!」 
("チョルバ"…後々、記述します)

遠まわしに山の魅力を語ったつもりなのか、『食』でmaityを釣ろうとは…むぅ。この愚か者めが!
でも結局、"チョルバ"に誘われて、行く決心を決めたmaity。

その後、忙しくてなかなか行く暇がないまま冬になり、ようやく実現したのは先月、6月の半ばになってから。

「maity、ラフティングをする所はものすごく寒いから、服装は長袖と上着も用意してね。あと、濡れるから着替えも一式…。」

モンテ沿岸部のティバット。その頃、6月に入って気温はすでに30℃、着ている服装はといえば半袖Tシャツだったんですが。
前日、しまい込んでいた冬服をクローゼットの奥から引きずり出して、タオルやら虫除けスプレーやらおやつやら…

こうして、ものすごくテンションの低いmaityと、どぶ朗、上司のマ・クベ氏、そしてめちゃくちゃテンションの高い、現地の友人5名を乗せて、車はモンテの北へ北へと進むのでした。

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2008年6月25日 (水)

Jazビーチ

日本は今、一年で1番不快な季節、梅雨を迎えてますね~。懐かしい…
そうでもないかsweat01

ティバットは、地中海性気候。
5月までは雨が降って、涼しい天候が続いてたのですが、どうやら、乾季に入った模様です。これから、恐ろしい恐ろしい…断水シーズンに突入していくわけです…shock

今日のティバットも暑いspa
すっかり夏になりました・・・

今日(6/24)のティバットのお天気 快晴sun
最高気温 32℃  最低気温 25℃
(体感温度・・・35℃)

「体感温度35℃」って、どうゆうこと!?
まだ6月なのに!?・・・夏が終わるまで、maityは生き延びれるのでしょうか???
先週一週間もこんな感じでしたが、今週末までこんな感じのようです(笑)

More

さて、この時期になると、沿岸部は急に病人が増えます。
え?・・・ご心配なく。
ある意味"モンテの風土病"ですが、このウイルスは、生真面目な日本人なら効力ないんで(笑)

夏が到来すると、病欠で会社を休み、海に泳ぎに行きます。

1週間ぐらいして病み上がりに出勤すると、顔も体も真っ黒!…なんて恐ろしい病気だ…!!
医者の方も心得ていて、不届きな医者は、ちゃんとした診断書を作ってくれます。(※1)
その診断書には何て書かれてあんの?サボタージュ症候群??

厄介なのは、単に海に行くだけでなく、夏向けの商売まで始めちゃう人も現れるのが、この病気の特徴。
こちらでは"sobe (ソベ)"と呼ばれているんですが、国内外から訪れる海水浴客や観光客のために部屋を貸す、"アパルトメント"とか"ペンション"みたいなものがあります。

「病気のため、1ヶ月くらい会社を休みます。」って言って、フツ~に、部屋貸し商売を始めてしまう人がいるんですよ~…
これぞ、モンテネグロ沿岸部!

夏にガッポリ稼いで、それ以外の季節はのんびり暮らす。
これが昔っからの、このあたりの暮らし方なのであります。

「夏なのに、会社で働いている方がおかしい。」

えー!!(笑)

(※1)・・・国によって認められた"sick leave"は、診断書さえ提示すれば、会社から病欠している間の給料が貰える。もちろん、普通の有休は減らない。

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2008年6月 6日 (金)

必見!?ポドゴリツァ空港

モンテネグロには、現在ふたつの国際空港があります。
ひとつはmaityが住むティバットにある、ティバット空港。もうひとつは首都ポドゴリツァにある、ポドゴリツァ空港。

住んでいる街に空港があるため、また首都ポドゴリツァに向かう所要時間で、隣国クロアチアのドブロブニク空港へ行ける土地柄(こっちの方がまだ就航数が多い)、そのため殆どポドゴリツァ空港は使ったことがありません。

そんな、たま~にしか使わない"Podgorica aerodrom"ポドゴリツァ空港。
maity的には、大変…興味深い空港です。

まず、前座の小噺をひとつ(笑)
ポドゴリツァ空港は、数年前に旧施設の隣に新しく空港施設を建て、現在使われている空港施設は綺麗な建物です。

で一昨年、出来たばかりの新空港に行ったことがあったのですが。
その日の空模様は、あいにくの大雨。空港の玄関から中に入ると、ポタポタッと雨が・・・。
ん?いやいや、ここはもう室内??あ・・・雨漏りだ・・・。

出来たばかりなのに、あろうことか…文字通り”空の玄関口”で、しっかり雨漏りしちゃってる国際空港(バケツ使用)rain

空港の中へ進むと、広い空間はあちらこちらで雨漏りが。カフェコーナーも天井から水が落ちてきて、テーブルがびしょびしょっsweat01空港内の至るところに、大きなバケツが…!

・・・という、初回からステキな空港だったポドゴリツァ空港。あれから2年経ったし、何度か使ってますが、丁度いずれも運よく雨の日ではなかったので、空港内で傘をささずに済んでいるmaity。
さすがに雨漏りはもう修繕されていると信じています…!(苦笑)

さてさて、ポドゴリツァ空港の真の魅力は、ここからですよ~!!

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2008年4月11日 (金)

オストログの風景

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せっかく訪れたオストログ修道院。
昨年もこのブログで取り上げましたが、今回はこの巡礼の地が、どのようなところに建てられているのか、お伝えしたいと思います。

Ostorg4

う~ん・・・
下から見ると、岩壁がものすごい迫力を持っています。ごらんのように、オストログ修道院(上院)は、まるで岩壁に飲み込まれるように建てられていますが、内部はくり貫いた岩壁がそのまま活かされています。

車でどこでも気軽に行けるようになった今日でも、巡礼は自分の足で歩いた方が、よりご加護があると言われています。
このオストログ修道院(上院)には駐車場があるので、もちろん車でも行くことができますが、麓のオストログ修道院の下院から、延々と登っていく巡礼者も少なくありませんでした。

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オストログ修道院(上院)から真下を見下ろした写真。
うねうねと続く車道。まるで人間の腸みたい・・・(どんな例え?coldsweats01)。
すぐ近くにオストログ修道院が見えながらも、実際は急な坂を行ったり来たりしながら少しずつ登って行くので遠いのです。
こらぁ、誰ですかっ!ドリフトしたら楽しそうとか言っている人は…!なりませぬよ!なりませぬっ!cardash

えぇっと・・・・・・。

歩く人のために車道と車道をはさむように、直線で登れる階段があります。車道を進むよりは歩く距離が短くなりますが、急勾配なので巡礼者も大変です。自分の足で歩いた方がご加護がある…。巡礼者のための歩道(階段)をみれば、分かるような気がします。
(けど、車で一気に上院まで駆け登ったmaityとどぶ朗。果たして横着者に神のご加護は・・?sweat01

ちなみに、大抵の巡礼者が出発地とする、下院と大型駐車場はまだ遠く。フレームアウトしましたー。

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2007年11月22日 (木)

日本人形展 inモンテ (つづき)

前回に引き続き、モンテネグロの首都ポトゴリツァで開催中の『日本人形展』の模様をレポートします。
(日本人形の展示販売の光景ではありません。お求め出来ませんのでご注意ください。)

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ところで、モンテ人にどうしても市松人形の怖さを伝えたいmaityですが、けして日本人形を馬鹿にした発言ではないというのは、はっきり申し上げたいと思います。

というのも、日本人形の伝統に裏付けされた『確かな技術』、『繊細さ』、何より『丹精込めた、物づくり』というのを知って欲しいなぁ~って強く思うのです。作り手が一生懸命、心を込めて作り上げた人形だからこそ、人形に命が宿っても不思議ではないという日本人らしい発想を、ぜひとも何でもテキトーに作るモンテネグロ人に知らしめたい!!だから・・・

「あのね・・・、市松人形って髪がのびるんですよ。(そういう人形もありますよ)」

さてさて前回につづいて、『日本人形展』の様子をまたまたちょっと紹介。日本人形といえば「顔がいのち。」…人形の顔やしぐさ、人形に着せられた着物の美しさや細部までの細かさ、そういった『日本の粋と繊細』をご覧いただければと思います。

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2007年11月21日 (水)

日本人形展 inモンテ 

ここモンテネグロで、只今『日本人形展』が開催中です。

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11月15日、奇しくもこの日は夫どぶ朗の誕生日だったのですが(おめでとう!またひとつ老けたね!)、『日本人形展』のオープニングレセプションに参加してきました。

このモンテネグロに、日本人形が押し寄せてこようとは!!!

Japan Foundation(日本交流基金)が、文化芸術交流の一環として海外を巡回する展覧会のひとつに『日本人形展』というのがあるのですが、9月からバルカン入りし(?)、今回めでたくモンテネグロの首都、ポトゴリツァで開催されました(パチパチっ!)

今回レセプションに呼んでくださったのは、セルビアにある日本大使館の領事さんから。(外資企業は4社しかないという噂のうち)モンテで唯一の日本企業ということで、どぶ朗のボスとどぶ朗宛に招待状が届いたのですが、ちゃっかりついていきました。

「maity、たぶん日本大使館の方々と挨拶するから、綺麗なカッコしてね。」

むっ!失敬な!!確かにいつも小汚い恰好をしていますが、あえて言われると心外です。おのれ~これを機に、早速綺麗な服を買いまくってやるわい!
そんな口の利き方を知らない夫が出勤し、会社から悲痛な要請が・・・、

「maity~!招待状が見つからねぇ!(泣)」

要請を受け、maity捜査官による捜索が開始されたもののやっぱり見つからない・・・先行き不安な展開です。
どぶ朗の「大丈夫。いざとなったら『顔パス』がありますから」という強気な発言のもと、ボスの招待状(1枚)で3人入る作戦に。(定員オーバーです)

結果としては、門にいた守衛さんは明らかに日本人顔の2人を見て(どぶ朗は…)難なく中に通され、領事さんに出迎えてもらい、招待状は出す必要はなかったのであった。
よかった。こんなメチャ社交の場で「招待状なくしました」なんて言わずにすんで・・・。なんせ、モンテネグロの政府関係者(外交や教育関連の)など大物も呼ばれており、しかもTV局まで来ていたので・・・。フレームアウトするのに必死でした(←恥かしがり屋のmaity)

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2007年11月 1日 (木)

ハロウィンの夜

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10月31日、昨日はハロウィン。
日本でも、欧州でも当たり前のこのハロウィン。ここモンテネグロではハロウィンの風習なんて無いんじゃないかと思っておりました。ハロウィンって、カトリックの伝統行事と聞いてますし、カトリックより正教の方が強いモンテネグロでは、このようなお祭りは行われないと思っていたのです。実際、去年はコトル旧市街の中では、そんなお祭りしていなかったし。。。

なのですっかり忘れていたmaity。
昨日は日本から出張にみえたお客様に、モンテネグロの雰囲気を味わって頂こうと、ブドバまで足を伸ばすと…

なっ!?HALLOWEEN となっ!!?

いやぁ~、本当びっくりしました。
何にびっくりって、日本のように宗教色なしに商業ベースでお祭りが行われているのです。ここ、モンテネグロで!トマト祭りでも、キンメダイ祭り(←実家の方のお祭り)でもないよなぁ~?ちゃんとカボチャ祭り(?)だよね…?うわぁ、本当にハロウィンやってるよ~

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2007年4月29日 (日)

白いモコモコの使いみち

モンテネグロのヘルツェグ・ノビという所から国境へ向かう道の途中に、ぽつんとサッカー場があります。

クロアチアへ向かうためによくこの道を使うのですが、通るたびに必ずこのグラウンドを見てしまいます。このサッカー場に限らず、コトール近くにもサッカー場がいくつかあるのですが、今だかつて試合を見たことがないmaity。
もうすぐ日本のキリンカップにモンテネグロ代表も出場するって話ですし、いっぺん生で見てみたいなと思いつつ、普通に部活程度の試合も見たことがないので残念なのです。

と、そんなある日。この日もクロアチアへ行くためこの道を車でひた走っていたところ、グランドに白いユニフォームの集団が。

今日は試合でもやってるのかな。ん?・・・いや・・・待てよ?

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