2009年3月 4日 (水)

Kotorski karneval -つづきー

すっかりご無沙汰してましたが、前回に引き続き、今日も"Kotorski karneval"のお話をちょこっと。

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カーニバルには毎年必ず、最後尾に山車に乗せた巨大人形が登場します。
今日は、カーニバルを締めくくる、この巨大ハリボテ人形にまつわるお話です。

     R0010262_2

カーニバルの最後にやってくる巨大人形。実は毎年、名前がつけられています。
今年のこの人形の名は・・・・・・・”世界のクライシス”

今、世界中を襲っている世界同時不況の波は、もちろんここモンテネグロの経済にも、確実に悪い影響を与えています。

景気が悪化する前から、失業して昼間からBARで酒を煽るオジサンが多かったモンテネグロ。一昨年あたりから景気が良くなり、バブルを迎えたかな~っと思った矢先のこの大不況。
また、昼間から酒を飲むオッサンが増えました…

この”世界のクライシス”と名付けられた人形にはモデルがあって、政府の高官や行政の職員、そして銀行員などのイメージで作られています。

そう言われれば・・・。でも、ちょっと時代が古いような?
欧州の辺境モンテネグロといえど、さすがに、今時こんな恰好の役人や銀行員はおりません。

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2009年2月25日 (水)

Kotorski karneval -2009-

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今年もやってきました。コトールのカーニバルの季節です。
2/22、良く晴れた日曜日に行われました。

毎年1時間近くも遅れての開始となるためか、今年のカーニバルはなんと、午後3時半スタート!
陽が長くなりつつあるとはいえ、谷間にあるコトール。暮れるのは早いのに、よくまぁこんな時間に…暗くなった方が盛り上がるイベントというわけでもないのにねぇ…(^-^;

ではさっそく。今年はどんな仮装行列か、ダイジェストでご覧あれ(笑)

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2007年5月17日 (木)

聖トリプン大聖堂 ②

コトールの街を護る守護聖人 聖トリプンを祀る教会 ―聖トリプン大聖堂―②

コトールを代表するこの聖トリプン大聖堂は、カトリックの教会であります。
なぜ、コトールを代表する教会がセルビア正教ではなくカトリックなのかといいますと、コトール旧市街は中世においてアドリア海南部の政治的、文化的中心地だったことに由来します。

Tryphon1_2 この聖トリプン教会には歴史的に貴重な遺物が残されており、多くが809年にベネツィアの商人がコンスタンチノープル(イスタンブールの旧称)から運び込んだ物であります。これらのいくつかは現在、北廊2階の聖遺物展示室に収められています。

(←左の写真、聖遺物展示室。十字架の下に置かれているのは聖遺骨箱。)

コトール旧市街には「ベネツィア人街」と呼ばれるベネツィアの商人達の住居区の名残が現在にも残されているほど、ベネツィアと貿易が盛んに行われておりました。

Tryphon2
写真中央:聖トリプンの ”銀の櫃”

Tryphon3
聖遺物展示室:壁面の様子

つまりバルカン内部よりも、イタリアのアドリア海沿岸部地域との方が交流が盛んだったことが、コトールの建築物や宗教に大きな影響を与えてきたのであります。

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2007年5月16日 (水)

聖トリプン大聖堂 ①

コトールの街を護る守護聖人 聖トリプンを祀る教会 ――聖トリプン大聖堂――

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この教会は『コトールびより』でも、何度か名前だけはでてくるものの、具体的な紹介をしていなかったので、本日はこのコトールを代表する教会”聖トリプン大聖堂”を紹介したいと思います。

まず教会の説明のまえに、「守護聖人」について。
「守護聖人」はキリスト教の伝統的な信心の一つで、特定の職業・活動や国、地域などを、ゆかりのある聖人(あるいは天使)が守っているという思想。職業や地域に限らずセルビア正教では、すべての日に一日ひとりずつの護聖人が決められており、例えば私にとっては「コトール在住1周年記念日」であった5月12日は、モンテネグロでは「聖ワシリエ・オストロシキー」の日です。この聖人の名前、どこかで聞いた事ありませんか?こちらの聖人は以前紹介したオストログ修道院が祀る聖人です(こちらを参照)。

あ、ちょっと横道にそれましたね。つまり、わが街コトールの守護聖人は聖トリプンでして、コトール旧市街を左手に持つ聖トリプンの絵(宗教画っていっていいのかな?)が数多く残されております。
(写真でお見せできないのが残念ですが、機会があればまた今度!)

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2007年4月18日 (水)

移動本屋さん ②

今日も船の移動本屋さん、ロゴスⅡ号のお話です。

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さてさて、この「船の本屋さん」。世界各地を回るので、本には画期的な値札がついています。

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名作「白雪姫」です。maityの名誉のため申し上げますが、これはセルビア語の先生の娘のために買ったもので、私が読むために買ったわけではありません。(ただし同レベルの絵本を買ったmaity)
右上の白い値札には、「100UNIT」と印刷されています。はじめは「UNITなんて、どこの貨幣だ?」と思っていたのですが、船内にはこんな張り紙が貼られていました。

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2007年4月16日 (月)

移動本屋さん

コトールに移動本屋さんがやってきた!!

コトール旧市街は本屋さんが少ないところです。今現在はたったの1軒、とても小さな本屋さんしかありません。そんなコトルっ子にとって、本屋さんがやってくることはとても楽しみなイベントのひとつではないでしょうか。

さてここで問題。
Q; 移動本屋さんですが、何を使ってコトールまでやってきたでしょうか??
(5択の中からひとつ選んでください。これであなたの恋愛心理が分かります←大嘘)

① 移動といえば、これ!
    キャンピングカーに本を積んで、移動本屋さん。

② 物を運ぶといえば、これ!
    コトル名物(?)、台車つき自転車(写真参考)の集団移動。2_1

③ これなら移動もらくらく!?
    観光バスに乗って、街から街へ。商売半分、観光半分、移動本屋さん。

④ コトル開通記念?
    みんなの夢をレールに乗せて。鉄道列車の移動本屋さん。

⑤ 港街ならでは!?
    どうせなら、夢もでっかく、スケールでっかく。船の移動本屋さん。

みなさま、わかりましたでしょうか?

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2007年4月11日 (水)

にゃんこ広場

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いえ…私が勝手につけた広場の名前なんですが(^_^;

こちらはコトル旧市街のRiver Gateに通じる広場で、聖マリー教会という小さいながら歴史ある教会が広場にあります。おそらくこの教会の名前を取り聖マリー広場だったと思われますが、記憶になく…勝手に『にゃんこ広場』と呼んでいます。

これがまた、現地人に広場の正式名称が分からずとも「あの猫がいっぱいいる広場」と言えば、「あぁ~あそこね(笑)」と通じるほど猫が目に付きます。写真でご覧の通り、猫がうじゃうじゃいまして、これでもいつもの半分くらい(笑)なぜ、この広場に猫が集まるのかというと・・・
①噴水があり、いつでも水がたらふく飲める
②広場の前にはシーフードレストランがあり、残飯にありつける
③ゴミ捨て場も近くにあり、これまたエサが選び放題
・・・という猫にとっては『天国』のような広場なのであります。しかも、この辺の住民は『天使』←エサをくれます。なので繁殖に繁殖を重ね、つい先日は目を覆いたくなるような光景が見かけられ…(失礼!)、とにかく年中、猫がいっぱいいるので『にゃんこ広場』です。

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2007年3月 8日 (木)

カーニバル月間 ④

2月25日に行われたカーニバルの模様のつづき。

Photo_221 仮装行列は、民族衣装をまとった行列が練り歩くだけでなく、色んな趣旨の仮装が登場し、仮装のテーマに沿った踊りや寸劇を、コトール旧市街の正門前に設置されたステージの前で披露されます。ステージにはMCが立っており、大仰に盛り立てながらテーマを説明してくれます(左写真参照)。ステージに立っているのは1人なのに、マイクスタンドがなぜか3本。去年はMCと解説者合わせて3人いたというのですが、今年は2人風邪でもひいたのでしょうか?
セルビア語が聞き取れない私には、せっかくの解説もさっぱりなのですが、それはそれで面白かったです。

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こちらは、コトール旧市街代表の仮装行列。ステージ前で寸劇を披露。
くるくると輪になって回るサボテン(サボテンに見えませんがサボテンです)のダンス。
すると・・・

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サボテンの輪の中から、愛らしい娘が。サボテンに担がれて、向こうのサボテンから出てきた南米系の彼氏(?)と抱き合います。遠い異国のラブストーリー?

このように、ステージ前では仮装に合わせたダンスや寸劇が見られます。

ところで、解説者の説明が分からないと自分の想像に任せるしかないのですが、その中には、「え?これは一体何の意味があって、こんなカッコすんの?」と思えるような仮装もありました。

というわけで、『なにか意味が?!』をテーマにmaity極選の数々を、勝手にアドリブ解説をつけてご紹介します。

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2007年3月 6日 (火)

カーニバル月間 ③

もう月が替わってしまいいつもやる事が遅いmaityですが、怯むことなく、2月25日に行われたKOTOR春のイベント「KOTORSKI KARNEBAL」の模様をお伝えします。

Photo_216 夫の同僚に「娘が出るから見にきてね☆」と誘われたカーニバル当日。

写真の地面をご覧頂ければ分かりますように、この日は生憎の雨が朝から降り注ぎ、すっかり春めいたコトールも底から冷える寒い一日でした。

コトール人たちの情熱が天に届いたのか、うそのようにカーニバル直前に雨はおさまり、予定時刻を大幅に遅れながらも、何とか待ちに待った
「KOTORSKI KARNEBAL」の始まり始まり。

写真は、待ちに待ったカーニバルの先頭。
これから、たくさんの仮装行列がやってきます。

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2007年3月 2日 (金)

カーニバル月間 ②

先週の土曜日(2/24)は、子供達のフェスティバルが行われました。マーチングと言った方がいいのかな?といっても、バトンやポンポンを持って踊るだけなんですが。幼稚園生から高校生までが、それぞれの学年に分かれて披露します。

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モンテネグロでは、こういうイベントが年に何度も催されます。子供たちは年に何回も踊ったり歌ったりるんですから、歌や踊りを覚える本人も大変ですが、お母さんはもっと大変ですよね。…と言いたいところですがそうでもないらしい。
こちらの親御さんは、日本よりずっと、ずぅ~っと子煩悩なんです。必ず財布には子供の写真を入れてます(そして、見せてくれます)。この日も、ステージの最前列に陣取るのは、子供達の親だらけ。みんなデジカメやビデオを回しています。「○○ちゃん!かわいいわよ~!」など興奮しまくるお父さんお母さんの中に、ただひとり。いかにも外国人のワタクシは、どうも浮きまくりです(汗)

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